講習会レポート

2016年9月27日
建物設備管理担当者講習会

平成28年9月27日(火)名古屋駅前の「ウインクあいち」において「エコチューニングとグリーンリース」~ビルメンテナンス会社の役割とは~と題して35社から67名の参加を得て講習会を開催しました。

建物清掃管理委員会 服部弘司委員長の開会あいさつで始まり、はじめに(公社)全国ビルメテナンス協会 設備保全委員会 委員長 金子誠氏から、
(1)エコチューニング事業の必要性
(2)ビジネスモデルとしての具体的事例と効果
(3)エコチューニング認定制度
等について講演いただきました。

(公社)全国ビルメテナンス協会 設備保全委員会 委員長 金子 誠 氏
(公社)全国ビルメテナンス協会
設備保全委員会 委員長 金子 誠 氏

また、(株)昌平不動産総合研究所 取締役 清宮 仁氏から、「省エネ性能でビルが選ばれる時代」“省エネ新制度とビルオーナーの取り組み”として、
(1)中小ビルのエネルギー消費の実態
(2)オーナーやテナントの省エネ意識
(3)建築物省エネ法の概要
(4)省エネ取り組み事例の紹介
(5)グリーンリースの目的と課題
について詳しく解説していただきました。

(株)昌平不動産総合研究所 取締役 清宮 仁 氏
(株)昌平不動産総合研究所
取締役 清宮 仁 氏

わが国では温室効果ガス(CO₂ガス)の3割以上が、オフィスなどの業務用建築物から排出されており、ビルオーナーと管理会社の間では“エコチューニング”が、また、ビルオーナーとテナントの間では“グリーンリース”が新しい省エネ、環境配慮へのWin-Winの取り組みとして進めれらています。

今回の講習会のテーマは、今後、ますます社会的な要請が強くなる分野であり、また、それに応えるためのビル管理会社の取り組み課題でもあります。

新たな事業展開の可能性も期待できるテーマについて専門家の視点で的確かつ具体的なアドバイスをいただき充実した講習会となりました。

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